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執筆者の写真ヒグチ整骨院

パンナー病の原因って不明?痛みが起こる原因や気になる症状を詳細に紹介します!

更新日:11月26日

パンナー病で右肘を左手で押さえている女の子

パンナー病(ぱんなーびょう)とは?

パンナー病とは、肘の外側にある骨端核(上腕骨小頭部)という軟骨部分が異常を起こし、痛みが発生するものです。

5~10歳の子供に多く発生し、スポーツしていなくても発生します。

骨端核とは骨が成長するための部分で、子供しかなく異常を起こすことがあります。

予後は良好で、およそ2~3年で自然治癒するものですので心配はありません。


パンナー病はどのような原因で発生する?

結論から申し上げますと、パンナー病の原因は不明です。

スポーツ歴や外傷歴などは関係ないとされていて、男女差もありません。

利き手に多いということもなく、右手・左手どちらでも発生する可能性があります。


パンナー病の気になる症状は?

パンナー病は、肘の外側(上腕骨小頭部の骨端核)に圧痛(押した痛み)があるのが特徴的です。

しかし、なかなか専門的な知識がないと触るのは難しいため、不用意に触って確かめるのはやめておきましょう。

日常生活では、ベッドから起き上がる時など手を衝いた際に痛みがあります。

また、肘を屈伸した時にも痛み、特に伸ばした時は上腕骨小頭が関節で当たるため、痛みを伴いやすいです。

肘を伸ばした時と同様に、肘を外側から押さえる(外反ストレステスト)と関節内で上腕骨小頭が刺激され、痛みが発生するでしょう。

パンナー病について患者様に説明している柔道整復師

パンナー病の施術はどうすれば良い?

予後良好で約2~3年もすれば自然治癒しますので、基本的に経過観察となります。

電気施術をしながら、患部の状態を定期的に確認し、痛みの度合いを調べます。

骨端核はレントゲンでハッキリ写らないことも多いため、エコー(超音波観察装置)がとても有効です。

エコーで骨端核を観察すれば、状態をしっかり確認することができるでしょう。

もし、痛みが強い場合は一時的に肘関節を固定したり、三角巾で提肘するのも効果的です。

しかし、何週間も固定する必要はなく、痛みが引いてきたら固定を外しリハビリ(運動療法・物理療法)を行います。



まとめ

パンナー病は比較的少ない病気のため、病態をお伝えすると不安になる方も多いですが、心配なものではありません。

しっかり経過観察を行い、状態を把握していれば予後は良好です。

しかし、症例が少ないため誤診されることもありますので、しっかり診察をしてくれるところに行くことが大切です。

痛みで困っている方は、一度近隣の整骨院・接骨院や医療機関に相談してみてください。

当記事が、皆さまのお役に立てれば幸いです。


ヒグチ整骨院・鍼灸院について

当院では、症状となっている原因を的確に特定し、根拠のある施術を心掛けております。

原因がわからなかったり施術範囲外の症状だったりした場合は、精密検査を依頼することもあります。

どこに行っても変わらない・ちゃんとした整骨院で施術されたい・関西圏にお住まいの方は、ぜひ当院にお越しくださいませ。


【ヒグチ整骨院・鍼灸院】
阪急京都線・千里線「淡路駅」東出口より徒歩1分
JRおおさか東線「JR淡路駅」西出口より徒歩2分
大阪市東淀川区東淡路4-21-16 豊源ビル105号室



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